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西 野 詩 織
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きょうは くろいのんが ちいさな 木の下で すずんでて
べつの くろいのんが しげみの中で のびのびを してて
べつの くろいのんが 歩道のはしを ゆっくりと あるいてた
いつもの公園を とおる 30びょう くらいの あいだ。
ひとは
たびをして
たびをして
居場所を もとめて
たびをして
あかりのついた お家を みつけて
やどるの
つぎは どこへ ゆこうか
たかい 山を こえようか
ひろい 海を わたろうか
どの あかりへ やどろうか ・ ・ ・
さいきんの
制作といったらば
ガラガラ と おとがなる うさぎさんに
みずたまの よだれかけに
ゆらゆら ゆれる がいこくじんの お姫さまと 王子さま
ねえ ねえ ね え
たびをしてね
たびをしてね
たびをしてね
あのひとの おなかに
やどってくれて
ありがと ね
って
いいたいんだ
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