西 野 詩 織
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2011.12.17   マリアさま


ご依頼いただいている マリアさまを 制作しています


去年の個展の作品より

マリアさまと みなさん呼んでくださった 作品なのですが
わたしの中では そんなつもりはなくって…

でもこの時期に作り クリスマス前にお渡しすることが
なんだか わくわく うれしい気持ちです


そういえば 毎回 個展で一体
陶の女性像を 作っていることに 気づきました

たぶん個人的な想いがあって 女の人を作ってるのだと 思いますが
作品は 一人歩きするもので
わたしの場合よくあって いつもそれが不思議だなぁと 思うのですけれど
ゆくべき場所へと ゆくものなんですね

去年作った女性像も そんな想いからだったのですが
搬入を手伝って下さった ある男性の方が
無言でその作品を 手にとって見つめる姿が 印象的だったので

もしかしたら あのひとの元へ 行ったほうがいいんじゃないかと
展示が終われば差し上げようかと なんとなく 決めていたのです

そしたら最終日に そのひとから
あの作品を購入したいと 言ってくださったのでした

どうしてか いまでも分からないのですが
その言葉を聞いた後 目の前で 涙があふれ出てしまいました

作品が ゆくべきところへ行けたんだなぁ とゆうよろこびは もちろんですが
最終日でたくさんの方が 見に来てくださっていた うれしさだとか
後ろで 見慣れた仲間たちが 待っていてくれていた安心感や
次の展覧会を しばらくお休みしようかと決めることにした 自分へのやるせなさや
なぜか ぽっかりと浮かんでくる さみしさだとか・・

とにかくいろんな気持ちが ぐるりと混ざったのだと思いました

とゆうのを
いま 書きながら 思いだしていました




+  +  +



今年の 女性像は
年上の女性の元へ ゆく予定です

わたしよりも ずっと大きな喜びや
ずっと深い悲しみも 知っているその女性は
いつもおなじ目線で わたしとお話してくださる すてきなひとです
これからも やさしい笑顔で すごされますように

お渡しする日にゆく お買い物も お食事も 
いまからとっても 楽しみなのです ∞


たくさん時間は かけません
だいじなところは わたしまかせ
あとは 素材まかせ

その小さな感触に 祈りを込めて



















memo - -
works 2007





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