西 野 詩 織
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works 2010  - regalo -




































                                                   beeswax  candle : matchpoint




















works 2010 - -
2012.2.20  nara



2月のはじまり
奈良が もっと好きになった日。

10年ほど前 まだ学生の頃
手に取った冊子を見て すごくわくわくして ここへ ゆかなくては と
そのうちゆくだろう だろうと 思いながら ゆけずにいた
秋篠の森と くるみの木へ。

やっぱりそこは 想像どおりの完璧さ だったのです
そんな世界だけで もうおなかいっぱいな訳なのですが

5年ぶりに再会し この地に越してきた
お友達 怜ちゃんのおもしろさといったら

導かれるように訪れた 彼女とパートナーのお家
2階だてのお庭のある 日本家屋のしずかな佇まい

立派な松の木のアーチの門をくぐりぬけて
ひんやりとした土間の玄関をとおる
こたつの中に2匹の親子のにゃんこがいて
2階へつづく広い階段に ガラス窓の長い廊下

別の部屋には  アジア各国を旅して見つけた 古道具やオブジェたちが
インドやタイの木彫り 民族の装飾に パキスタンやラオスの刺繍の布
釉薬がはがれ落ちた 何百年前の小さな壺から 日本の作家さんの器まで
宝のような物たちが ころころ ころころと 出てくるのでした。

じぶんの中で感じた 完璧だなぁと思う世界に触れたあとの
宝ものに囲まれた日常の風景
田舎に住む ヒッピーのお友達と重なったのですが
彼らのように ちょっぴり取り固まっている感覚でもなくて
凛としているのに どこかゆるくて 自由なあたたかさに
すっぽりと 包みこまれてしまったのです。

ついさっき月草で購入したカップに
さっそくミルクコーヒーを入れてくれて
久しぶりのおしゃべりは とまらなくて
怜ちゃんは駅まで送るといって そのまま
大阪のわたしのお家まで 送ってくれたのでした。

めずらしく カメラを持って出たのですが
目でみた印象が おおきすぎて
うまく表現できてなくて のせないでおきました。

たぶんきっと ものすごく強烈だったはずなのに
あの一日が ものすごく自然だったのは なんでだろうって

10年前に 秋篠の森 とゆうお店の冊子を 手にしたころから
その数年後に バイト先で怜ちゃんと出会い
また数年後に再会して 彼女の車で 奈良のこの地に訪れることが
決まっていたかのようだったなぁ 
 
と時折 ふっと思い出す ことしの出来事です。






















memo - -
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2012.2.9   





まっすぐに

しずかに

すきとおって

おりる

線と 点と

光と

  
日々



みつからない

いとおしい

うしなわない

心に



溶け込んで

溶け込んで






きょうは ゆきが 降りました。




ゆき

有希へ


それから しっている しらない 冬の 女の子たちへ



memoを 見てくださっていて

ありがとう ごさいます。
















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