西 野 詩 織
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work 2012  niin


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                     photograph : Yoshikazu Ooka




 

















works 2012 - -
Roman
 
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奈良の学園前 「浪漫」へ。
こちらは 時々フライヤーのデザインをお願いしている 恩田香代子さんの実家の料亭です。

デザインのお仕事と並行して お店を手伝われていたおんちゃんですが
最近では ネーム入りの包丁を握り

花板のお父さんの側で 朝から晩まで厨房に立っています。

自分へのご褒美に 去年の12月にランチをいただきに 行けました。

おんちゃんに手がけてもらった フライヤーは ぜんぶ
小鳩ケンタさんが提供してくれたタイトルと 大岡さんの写真の組み合わせで
3枚目となるのですが

デザインとゆう お仕事の向き合い方や
素材を見つめる力 丁寧さや気遣いとか
若いのにすごいなー とわたしたちはいつも 感心させられていました。

今回は おんちゃんの その秘密を垣間見れた瞬間でした。

お蕎麦に入っている 鰊ひとつ
口にすれば一瞬だけど
その小さな素材ひとつに 数時間おきの いくつもの肯定を経て 器に盛られていること

たっぷり1時間半 ひとつひとつ丁寧に出されるお料理に
いただいたデザインと 同じ愛をいただいて帰ってきたのでした。


" 毎日 季節の食材を目にしてる。
確実に何かをかたちにしてゆくことの過程は美しくて
かたちを変えないものなんてなくて
この目の奥にしっかりと刻み込まれている気がする。
「おいしいね」を共有できる人がいることは本当の幸せだと思う。
料理はデザインと似てて楽しいよ。"


と 言ってくれた おんちゃん。

いつも 大事なものを 教えてくれてるひと。

 





























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